【DTMお悩み解決】シンセソフト「massive」をcubaseで使う方法
DAW初心者でありながら、希望に満ちた未来の大物作曲家のみなさん!
作曲活動は捗っていますか??
作曲活動に悩みはつきものですよね。
「作曲の手法」はともかくとして,,,
「DAWの操作方法」についてのお悩みを抱えていらっしゃる方は非常に多いと思います。
何を隠そうぼくもその一人です。
DAWの使い方については機械音痴なのでさっぱりです。
この度、Native Instrumentsの
シンセ音源「massive」を購入したのですが、
cubase上に表示されなくて非常に困りました。
分かっている人からすれば、
「そんなの当たり前だよ」ってことも多いのですが、
初心者にはそんな常識がわからないので一大事になります。
そんなわけで、前置きが長くなりましたが
せっかくプラグインソフトを買ったのに
なぜか動作しなくて困っている方の
お悩み解決記事です。
Native Instrumentsのプラグインソフト音源が、
cubaseで動作するようになるまでの手順を紹介します。
cubaseをお持ちで、これからソフトウェアの購入を検討されている方も参考にしてみてください。
動作環境は「cubase elements 9.0」です。
この記事は2019年1月のものです。
1.Native Accessをインストール
Native Instrumentsのソフトウェアは「Native Access」を通してインストールできます。
購入したプラグイン音源などのソフトウェアがインストールされているか再度、確認しましょう。
※この辺は購入した際にNative Instrumentsからメールで手順が送られてきていると思います。そちらを参照してください。
「INSTALLED PRODUCTS」に購入した製品がラインナップされていれば、インストールが完了しています。
今回はプラグイン音源ソフトの「massive」とアンプシミュレーター「guiter rig PRO 5」を購入しました。
2.cubaseを立ち上げる
続いて、いつも通りcubaseを立ち上げます。
画面上部のツールバーより「プロジェクト」→「トラックを追加」→「インストゥルメント」と選択すると画像のような画面が表示されます。
本来なら赤く囲ったあたりにインストールしたソフトが表示されているはずです。
「massiveが見当たらない。」
cubaseに付属していた他のインストゥルメントトラックは表示されているのになぜ「massive」は表示されないのでしょうか。
いやー、困りました。
いろいろと探ってみたところ、理由が判明しました。
なぜこのようなことが起こるのか簡単に説明しますね。
たしかにPC上にプラグインソフトはインストールされているのですが、それだけではcubase上で動作させることができません。
なぜならcubaseは「プラグインソフトがPCにインストールされたことを知らない」からです。
プラグインソフトをcubaseで使用するには、「cubase側でプラグインソフトを探す」という工程が必要になります。
なるほど、非常にわかりやすいですね。
具体的な解決方法は次章です。
3.プラグインソフトの保存先を探す
というわけで、インストールしたプラグインソフトがPCのどこに保存されているのか探しに行きましょう。
まずは、PCのドライブCを開きます。
続いてProgram Filesを開きます。
※動作環境が32bitの場合は「Program Files(x86)」を開きます。どちらかわからない場合は両方探してみてください。
ありました!
「Native Instruments」というファイルです。
中にはしっかりと「massive」と「guiter rig PRO 5」が保存されています。
ちなみに下の方には「Steinberg」というファイルがあります。
中にはcubaseのファイルが入っています。
これらがそれぞれ別のファイルに保存されていたために、massiveがcubase上で動作しなかったようです。
場所が分かったので、cubase側からプラグインソフトを探しに行きましょう!
4.プラグインマネージャーでファイルをスキャニング
まずはcubaseを立ち上げます。
画面上部のツールバーより、「スタジオ」→「VST プラグインマネージャー」を選択します。
プラグインマネージャーはcubaseで扱えるプラグインソフトを管理するものです。Native Instrumentsのプラグインソフトがラインナップされていないと、cubase上でmassiveを使うことができません。
プラグインのパスを設定することでcubaseからプラグインソフトへのアクセスが可能になります。
赤く囲った「+ボタン」からプラグインパスの追加を設定します。
先ほど探してきたNative Instrumentsのファイルを指定→「OK」を選択
cubaseがスキャンを開始します。
スキャンには5~10分ほど時間がかかるかもしれません。
スキャンが終了すると、プラグインマネージャーの一覧にNative Instrumentsのプラグインがリストアップされるようになります。
ちなみに「guiter rig」はVSTエフェクトの方にしっかり入っています。
これでmassiveが使えるようになっているはずです。
画面上部のツールバーより「プロジェクト」→「トラックを追加」→「インストゥルメント」と選択します。
そしてmassiveをクリックすると,,,
やりました!!
massiveが使えるようになりました。
半額セールや無償配布を見逃すな!
はい。めでたしめでたし。
これでシンセ音源にしばらく困ることはなさそうです。
今回はmassiveを使えるようにするまでをまとめました。
ほかのソフトについても同様で、プラグインマネージャーから
指定のファイルをスキャンすることで使えるようになります。
参考にしてみてください。
cubaseに付属されているhalion sonicなどでも十分に作曲は可能ですが、慣れてくると少し物足りなくなって外部のプラグインソフトが欲しくなると思います。
プラグインソフトは定期的にセールをしていることが多いです。
2018年12月のセールでは、massiveは「50%OFF」でしたよ。
また、今回購入した「guiter rig」についても体験版であれば、無償で入手することができます。
Native Instrumentsのアカウントを作成して、体験版を試してみるのも良いと思います。
欲しいソフトがあれば、定期的に情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。
それでは、未来の大物作曲家のみなさん。
よいDTMライフを!!!